すり減るほどに愛おしい(2025年8月7日)

8月7日
メンタルウェルネス
一日一話

 ふと手にしたTシャツに、小さな穴が空いているのを見つけたとき、意外にも悲しみは感じませんでした。

 そのTシャツは、何度も洗い、何度も袖を通してきたものであります。日々の暮らしの中で、共に過ごした時間が、しみじみと染み込んでいる――そう思うと、たとえ傷んでいても、むしろそれがいとおしく感じられるのであります。

 人も物も、使われ、すり減り、味わいを深めてゆく。そこにこそ、真の愛着や温もりが宿るのではないかと、私は思うのであります。


7 August
Mental Wellness
One Thought for the Day

 I happened to notice a small tear in my favourite T-shirt. Strangely, I did not feel sadness.

 It is a shirt worn many times, washed over and again — a quiet companion through ordinary days. The hours we have shared seem now to be woven into its very threads. And so, even with its frayed edges, it appeared all the more endearing.

 Both people and possessions gather depth through wear and time. Within the worn and weathered lies a quiet affection — a sign, perhaps, that something has truly been cherished.

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