静かに一年を閉じる(2025年12月31日)
12月31日 メンタルウェルネス 一日一話 一年の最後の日というものは、何かを新しく始める日ではなく、むしろ、静かに手を離す日であると私は思うのであります。やり残したこと、叶わなかった思いに目を向け始めれば、きりがないものであります。しかし、今日はそれらを無理に片づける必要はないのであります。 今年起こった出来事は、すでにそれぞれの役目を果たしてきました。嬉しかったことも、悔しかったことも、迷いながら進んだ時間も、すべてが自分の一部となって、確かにここに残っております。だからこそ、年の終わりに必要なのは、反省よりも「区切り」なのであります。 窓の外が静まり、部屋の音が少し遠く感じられる頃、深く息を吸ってみてください。一年分の疲れを、吐く息とともに、そっと外へ送り出すのであります。「ここまででよい」——そう心の中でつぶやくだけで、肩の力は自然と抜けてまいります。 明日から何かを頑張らねばならぬ、ということはございません。今夜は、ただ終わりを受け取ればよいのであります。今日という一日が、この一年をやさしく閉じてくれる。その静かな区切りの先に、新しい時間は、無理なく、自然と流れ込んでくるのであります。 31 December Mental Wellness One Thought a Day — Gently Closing the Year — The final day of the year is not a day to begin anew, but rather a day to let go, quietly and with grace. If one were to dwell on unfinished tasks or unfulfilled hopes, there would be no end to it. Yet today, there is no need to resolve them. The events of this year have already served their purpose. Moments of joy, moments of regret, and times of uncertain progress have all become part of who we are, ...